Calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< April 2020 >>
Search
PR
New Entries
Recent Comment
Recent Trackback
Category
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
閉鎖病棟

帚木 蓬生著の「閉鎖病棟」を読んでみた。

この小説が書かれたのは、1994年。今から25年前。あの頃の精神病院といえば、かなり偏見の目で見られていたのではないだろうか? 現在では、「分裂病」が「統合失調症」と呼ばれるようになり、認知症患者が増え、「うつ病」はオープンできるようになり、かなり敷居が低くなったかもしれない。

 

そういえば、中学の友人で精神病院の息子がいた。よく自宅に遊びに行ったけど、元気かなぁ?

子供だった私は、自分にはあまり縁のない病院で、人目を避けるように海の近くに立っている病院と思っていたけれど、今では認知症高齢者が増えたこともあって、高齢者施設や地域にも貢献しており、それはそれは立派な病院になっている。


この物語の主人公のチュウさん。彼のものすごく現実的な妹家族。世の中、きっと妹家族のような人たちが多いのだろうと思う。

自分たちの価値観の中でしか生きておらず、それ以外のものは「悪」だと排除し、受け入れられず理解しようとせず、耳もかそうとしない。

でも、原作から25年経って、心の病を抱えた人も少しは生きやすくなっているだろうか?

心の病を抱える人も、同じ「人間」だし、「感情」があり、思い悩んだり、人を想う優しさもあると改めて気づかされる。

 

この物語の中に出てくるヤクザ者。罪を犯し、服役する前に精神病だからと精神病院に送り込まれる。そういう間違ったケースも確かにあるんだろうなと思う。警察の都合、国の都合、家族の都合で、本来はいるべきではない場所に居る。

そのヤクザ者のおかげで、閉鎖病棟である事件が起こり、その裁判がまた泣けてしまう。

 

今年、映画にもなったので、見てみたいと思っている。チュウさん役は、綾野剛氏らしいけれど、設定がちょっと若いのね。
鶴瓶さんは、かなり評価が高いですね。小説ではチュウさんが主人公のようだけれど、映画では鶴瓶さんの役、秀丸さんが主人公。それはそれで楽しみです。
posted by: Michelle | Books | 19:31 | comments(0) | - | - | - |
スポンサーサイト
posted by: スポンサードリンク | - | 19:31 | - | - | - | - |